2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

その8 折角なのでその他の映画についても(3)

その他、番外編。 「洲崎パラダイス 赤信号」 監督:川島雄三 「こころ」 監督:市川崑 mogamiya-forth.cocolog-nifty.com www.youtube.com どちらも比較的最近、動画サイトで観た。「洲崎パラダイス 赤信号」は元々は以前仕事で通っていたお宅が江東区の旧…

その7 折角なのでその他の映画についても(2)

9月20日に書いた「その5」で「映画や物語(そして希には現実の場)などで出会う女性(像)に突然惹かれるといった現象はこちらの状態とは無縁に突然起こる。そしてそれが自分の人生における何らかの豊かさに資するものであるかと考えると、かなり疑問なの…

その6 折角なのでその他の映画についても(1)

映画鑑賞が趣味であると自覚したことはないのだけれども、地元のレンタルビデオ店で映画を借りひたすら観ていた時期がある(マイナーな作品の在庫が多く今思えばなかなか面白い店だった)。 離人症からの回復期の比較的初期の話で、当時四六時中自身の内部を…

その5「The Shape Of Water」の Sally Hawkins

相変わらずの宙吊り状態が続く。どうもこれまでよりも現実に近い方向に「着地」するのではないかと思えてきた。内的な領域とのバランスの取り方と言おうか往還が楽に出来ると嬉しいのだが。シュタイナーのような人がその辺りの心の仕組みについて書いていた…

その4 hitomiとユング心理学の「シャドウ」

伯父の納骨式より帰宅。 アパシー状態は相変わらず続いており、心境の奇妙な宙吊り状態が続いている。このblogを開始した理由にはそれなりの切迫感を帯びた情動があったように思うのだが、早くもその感覚が薄らいでしまっている。どうしてこれらの事について…

その3「Toto The Hero」

今日は聖蹟桜ヶ丘のマクドナルドへ行き覚慶悟著「離人症日記 書くことは生きること」を再読していたのだが、読むうちに悲痛さを感じやり切れない気分に襲われた。この著者が最終的に摂食障害で亡くなってしまったことは前に書いた通りだが、著作から垣間見え…

その2「幻の光」と江角マキコ

記事のタイトルに日付を入れているのには理由がある。他のサイトやblogなどを参照する際に、現在目の前にある記事がいつのものかが判らないものがあまりにも多いと思うのである(また直前直後の記事への移動手段が不明なサイトも少なくない)。しかし記事の…

その1 2018.09.12

いつかはblogという空間に、自分の主に離人症/クンダリニー症候群/魔境体験(以下「離人症」)について記録しておく機会があるかもしれないと思いながらかなりの時間が経った。今がまさにその時だと言えるのかどうか、よく判らない。 気が進まない理由ははっ…